列車見張警備

安全と列車の正常な運行を見守ります。

鉄道線路に近接する工事現場において列車の運行を監視し、乗客や一般通行者、工事関係者の安全を守ります。
交通物流を支える公共輸送である鉄道は、少しでも止まってしまうと大きな問題となります。
列車見張員は、列車の運行状況とダイヤを確認し、列車が工事現場に近づく数分前に工事作業員に退避を促し、列車と重機や作業員が接触しないよう安全を見守っています。

また、鉄道工事や線路に接近する工事において適正資格者を配置し、列車の進来・通過を監視・及び作業員の安全確保に努め、列車の正常な運行を確保しています。

列車見張警備は、接近車両に常に緊張を強いられる仕事ですが、これまで培ってきた安全技術をもとに、高い集中力で警戒任務を遂行します。

列車見張員は、講習を受けた有資格者が任務にあたります。

列車見張員になるには、日本鉄道施設協会が主催する保安講習・教育を受ける必要があります。
オルザでは資格取得制度を積極的に行っており、資格取得のため定期的に特別教育を設け育成に勤しんでおります。高速・国道などのジョイント部の警備もお任せください。

＜列車見張業務の流れ＞
①列車見張り・・工事現場付近の線路際にて、列車の往来を見張ります。列車の往来をいち早く確認します。
②中継・・工事現場から少し離れた場所で、列車の到着をいち早く確認し、連絡します。
③重機誘導・・列車の到着前に、ショベルカーやクレーン車に停止指示を出します。
④交通誘導・・現場に出入りするトラックなどを安全に誘導します。